※一部ネタバレを含みます。
ついに・・・あの作品が・・・!小説化されました!!
なんと「人魚大海戦」を深堀して成功させた涌井学さんの筆でです。
緑の巨人伝と言えば、終盤の演出がハチャメチャなことで有名です。
↓以下参照・・・
これをそのまま小説化すると、ますます訳の分からないことになりそうで、一体どんな感じに小説化されるのか非常に楽しみにしておりました。
読みました。
どうでしょう…
きれいにまとまっているじゃあありませんか!
ちゃんと理解のできるお話に再構成されており、なおかつ映画の展開から大きく逸脱することもなく。つまり映画も演出や説明を上手く入れる事ができたらもう少しマシになったのでは。まあ意図的に説明を抜いたとも言われるからなんとも言えないのだけど。
今回、大きくフォローが入ったのは「リーレの物語」でしょう。
映画だけをを見ると、やる気があるんだか無いんだか、いまいちどういう立場の人なのか分かり難かった。
小説版では、かなりの深堀りがされて、一貫したキャラで見ることが出来ました。
あまり深くいうのもアレなのでぜひ読んで確かめてほしいですね。これは。
他に気になった点と言えば、
- 映画序盤ののび太とキー坊が手を繋いでタケコ無しで空を飛ぶシーンが省略されていて、もしや小説版だと「タケコプター」は登場しないのか!?と心配したものの、映画にはない追加シーンでちゃんと使っていたので良かった。
- 序盤、「タンマウオッチ」に伏線のようなものが張られたが別にそこまで関係なかった。
- 「タンマウオッチ」の効果としては時間を止めると物がその場から絶対に動かせなくなるなど、原作とは異なる描写。
- 「かたづけラッカーDX」が「かたづけラッカーデラックス」というアルファベットを使わない表記だった。
- 小説の追加シーンにて映画未登場の「通りぬけフープ」が登場。
- 映画でよく分からなかった「亜空間干渉で爆発が起きる・・・?」みたいな台詞は無しで結局よく分からないまま。
- 緑の星の戦争の廃墟について詳しい経緯の記述あり。
こんなところでしょうか。
あまりながなが書くのも忙しかったりするので今回はこれで。
気が向いたら手に取ってみてください。
おしらせ
以前、「「お絵描き機能」で毎回サムネイルを描く」と宣言しましたが、筆者多忙につき、撤回させていただきます・・・鼻でスパゲティを食べるので許してください!!
※画像生成AIに「鼻からスパゲティを食べる」と注文した結果です。スパゲティがじゃがりこ並に太い気がする。